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大学における音楽生活 [音楽]

こんにちは!

埼北ギターリストです。

京都府立大学に進学した時には、1年浪人するよりも
とにかく大学に入学して1年後に京都大学を受けなおすつもり
だったのですが、大学生になると実際にはそんなに甘くはありません。
大学の授業も高校の授業とは比べると厳しいし、授業に出なければ
直ぐに落第してしまいます。

結局、普通の大学生の大学生活を送ることになりました。
中学時代の友人の刺激でギターを弾くことの楽しさを味わったので
大学のクラブ活動でギターをきちんと教えてくれるギター・マンドリンクラブ
に入部することになりました。

ほとんど弾けない初心者だったので本格的にギターを習うことが
本当の目的だったのですが、入部してから低音部の強化のために
コントラバスを導入することになり、私が指名されることになりました。

もっともらしい理由が、音感が優れていること、伸長があること
でしたが、他にやり手がいないということが本当の理由だったと思います。

コントラバス担当ということは、まだ1人だけのパートだっとこともあり、
気楽で気兼ねが要らないし、後輩の指導も不必要ということでしたが
移動する時は、学生でお金がないので自腹を切って楽器を運んでいました。
結構大きいし、重たいので坂道を運ぶときは本当に大変でした。

コントラバスは、バイオリン、チェロ、ビオラのようにフレットがない
ので、まず音階を弾けるまでにはかなりの練習をしないと行けません。
クラブとして大学から助成金が出るわけではないので習いにも行けません。




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教則本代だけなんとか自分で工夫して、独学で練習しました。
楽器の調弦は、ギターの低音部分の4つの弦とまったくおなじで、
最も太い低音弦が「ミ」次が「ラ」「レ」「ソ」というように合わせます。
弦の呼び方は、高い方から1弦、2弦、3弦、そして4弦です。

音が低いので慣れるまでは本当に大変で音叉を使って「ラ」の音を出して
3弦の音を「ラ」に合わせますが、音が低すぎるので慣れるまでは
1オクターブ高い弦長の半分のところに左指を当てて、弾いたときに
素早く話すとハーモニックスあるいはフラジオレットという
倍音が出ます。

このハーモニックスの音を基準にして各弦の調弦をします。
この方法は、ギターでも同じで、最初に音叉で440ヘルツの基準音
の「ラ」に合わせてから、ハーモニックスの音を頼りにして合わせていきます。

ギターで一番太い弦が6弦ですが、5ポジション(5番目のフレット)
の金属部分の弦に軽く指を当てて、弾弦して直ぐに話すとハーモニックスで
丁度半分の位置になるので倍音の「ミ」が出ます。

第5弦の7フレットのハーモニックス音は、「ミ」になります。
この「ミ」は、第6弦の5フレットのハーモニックス音と同じです。
この方法で第6弦と第5弦を調弦します。

次は、第5弦と第4弦を合わせます。
第5弦の5フレットのハーモニックス音は、「ラ」になります。
この音は、第4弦の7フレットと同じ「ラ」です。

これを糸巻きを調整しながら同じ高さになるように合わせます。
これで第6弦、5弦、4弦の調弦ができたことになります。

次は第4弦の5フレットのハーモニックス音が「レ」です。
この音は第3弦の7フレットのハーモニックス音と同じ「レ」です。
この2つの弦を合わせます。

これで6、5、4、3弦の調弦ができたことになります。
第3弦と第2弦のハーモニックス音で合わせるには、
第3弦の4フレットの「シ」の音と第2弦の5フレットの「シ」が
同じ音なので合わせます。

しかし、このハーモニックス音は微妙で上手く出ないので
実音で第3弦の「シ」と第二弦の開放弦の音「シ」を
合わせる方が楽です。

最後の第2弦の5フレットのハーモニックス音「シ」
と第1弦の7フレットのハーモニックス音「シ」を合わせてすべての
弦の調弦が終了しました。

本当に面倒くさいですよね。でも昔はこの方法で調弦していました。
コントラバスでも全く同じで、6、5、4、3弦をハーモニックス音で
合わせていました。

このハーモニックス音はどのような弦楽器でも同じで、演奏にも
結構使用されることが多いです。




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