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ギター演奏について:演奏のための基本技術2 [音楽]

こんにちは!

埼北ギターリストです。

ギターできちんとした音を出すためには左指で押さえてから
右指で弾きますが、このタイミングが非常に重要です。
あくまでも左手が先で次に右手が来るという意識を忘れないように
することが非常に大切なことです。

レベルが初級、中級、上級になるにしたがってこの意識が
大変重要なポイントになります。
速いパッセージなどは、焦って早く弾きたくなりますが
そうすると左指がきちんと押さえられていないのに右指で
弾くような感じになりバタバタした演奏になってしまいます。

ギターの楽譜では、同一音を伸ばす「タイ」は、細い線で
メレデイーを伸ばすという指示が与えられますのでこの「タイ」
の記号のメレデイーは決して切れないように、弾いた後に
他の指で音を消さないように注意することが大切です。

また、誤解されやすい記号として「スラー」があります。
例えばスラーがない場合には、3弦で4フレットのシ音と
2フレットのラ音をそれぞれ別々に単音で、弾きます。
「シ」と「ラ」という個別の音が鳴るわけです。

この音がなっている時間は、音符の種類と演奏速度に
より勿論、異なります。




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スラー記号はこの2つの音を円弧でつないだようなものですが
演奏する時には、左手の人差し指(1)と左手の薬指(3)
を同時に押さえてから、右手の人差し指(i)で弾く動作と
左手の薬指で弦を離す動作を同時に行います。

ギターではこのスラーは頻繁に使われています。
単音よりも一度左右の指の動きで音を出すために
柔らかい響きになるからです。

曲中に出てくる経過音では音階(スケール)が使用されることが
多いですが単音の連続では音が単調になるのでスラーと混ぜて
表現されることが一般的です。

バッハの曲ではスラーと単音が併用されている楽譜が多いですね。
音符が鳴っている時間は、単音とスラー全く同じ長さなのですが
スラーは2音であっても弾くのは1回だけなので鳴っている音の時間が
単音よりも短くなる傾向があります。

難しい箇所などでは余計に焦るので単音を2つならすよりもかなり
鳴っている時間が短くなったり、2音の音の長さが異なったりする
傾向になりやすいです。

この傾向があると聴いている人は物凄い違和感を感じます。
このような傾向があると音の長さが不揃いになるので走る原因になり
リズムやテンポ感が狂った演奏になりやすいので注意が必要です。

スラーでは2音であっても1回の動作で2つの音を出さなければならないので
先ほどの事例のように人差し指で押さえている2フレットの指は、
4フレットの薬指が離されるまでしっかりと押さえておかなければなりません。

イメージとして、シーラーという2つのメロデイの長さがスラーになると
シーラとなり後ろの音が鳴っている時間が短くなる傾向が一般的です。
スラーであっても同じ時間でシーラーとなっていることが大事なのです。

バッハの曲を演奏する時にはこのイメージを大切にすることで
聴き手にとって安心するような出来栄えになります。
下手でも構わないのですが、不正確では楽譜の意図と異なりますから
絶対に楽譜に正確に演奏することが大切です。




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