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英語を喋るということ:英語の音を覚えてしまう [英語の習得]

こんにちは!

埼北ギターリストです。

前回の記事で英会話ができるということは、読み書き、聴き取り
そして喋るという4つの能力が高くないと流暢な英語が使えない
と書かせていただきました。

これらの4つのスキルは、毎日の継続した練習・訓練の成果の
蓄積により次第にゆっくりと高められていくものです。
英文を読むということでは、単語力が必要ですが、それに加えて
知らない単語が出てきたとしても前後の文脈から意味を推察する
推理力のようなスキルも必要になってきます。

とにかく何かの情報を得るために英文を読んでいるのですから
いちいち辞書を引いている時間がありませんし、盛り上がった
気分を冷めさせてしまうので辞書の使用は禁止しないといけません。

この能力を高めるためには、自分の単語力と興味を合わせて
読めそうな文庫本を購入してできるだけ速い時間で読んでしまう
という訓練が必要です。

この場合は、本当に多読で短い時間で多くの英文に接するという
ことで自然に英文でも日本語並の理解力が養成されていきます。
英文の速読というスキルも身に着ければさらに効果的です。

文庫本の多読で英語苦手意識をなくしていくと本当に読む能力が
高まり、特に瞬時に理解する能力が高まってきます。

読むというスキルができた段階で、次は聞くというスキルの獲得に
挑戦することになります。

あなたは、いきなり英文を聞かされたときに日本語のように
内容を瞬時に理解できますか?
これは某英会話スクールの宣伝キャッチコピーですが
これは、無理難題も含まれたコピーだと思います。




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日本語でも分からなかったら聞き返しますよね?
「え!何?」と返答すると思います。
実際には、あるテーマで会話するので訳の分からない
言い回しや用語が使われた場合は必ず聞き返すと思います。

英語にかかわらず、他の言語でも同様で聞けるようになるための
コツは必ずあると思います。
まず、書かれた英文を理解できるスキルを獲得済みであることが
必要です。

そしてその英文をネイテイブが発音した時に英文として
書かれている文章として確実に頭の中で再生できるか?
ということが聴き取りのスキルを獲得する目標になります。
要するに音と文章を一致させる訓練が必要です。

文字だと学校の授業のように返し読みなどができ、
何となく理解したような気になります。
しかし、英文の語順通りに意味を理解していないと
話をされた場合には、返し読みによる理解が全く役に立たないので
お手上げになります。

英文を読む訓練が必要なのは、返し読みをしなくて語順通りに
ドンドン意味を理解していく能力を獲得するためです。
これができるようになると、英文を耳で理解する段階で
聞こえてきた英文を語順通りに頭にインプットしていくことが
ゆっくりですができるようになってきます。

ただし、ネイテイブが話している音と書かれている英文を
一致させる訓練は必ず必要になります。
「今、聴いた音は●●という単語、あるいは言い回し」だと
いう書かれた英文と喋られた音を一致させる訓練が必要です。

英語は、喋るのに苦しい言語だと言われています。
何故かというと、最初は短い基本的な文章でも、使用されている
単語に形容詞(名詞を具体化する)、副詞(動きを具体化する)
言葉がどんどん入って来て意味を具体化していったとしても
喋りにようする時間は、最初の短い基本的な文章と変わらない
から、それこそ1ブレスで喋ってしまわなければならないからです。

ですからリズミカルに喋らないと息が続かなくなります。
その意味では全く日本語とは異なった言語ですね。
ネイテイブイングリッシュという教材があり、私も購入して
練習しましたが、書かれた英文と発音される音の違いが
あまりにも大きくて最初は非常に戸惑いました。

よく言われる英語の格言みたいなもので「喋れる英語は聴き取れる」
というものがありますが、耳で聞き取れるようになるためには
できるだけネイテイブ速度で喋る訓練が必要です。
ネテイブ速度で喋れるようになると不思議なことに聴けるようになります。

これは音に対して脳が意味づけをするためだと言われています。
日本語でもそうですが、特に若い人たちの日本語は、日本人でない人が
聞くと意味不明だと思われます。
でも音⇒意味を理解するという繰り返しで段々と
会話ができるようになってきます。

英文を目で見て理解できるスキルを身に着ける⇒耳で聴いても理解できる
という段階になって初めて頭の中に英語脳という回路が出来上がります。
この段階になってようやく喋るという準備段階に至ったということになります。

読める⇒聴ける⇒喋るという順序で英語脳が形成されていくのだという
ことを理解してください。
喋るということは頭の中で瞬時に英文を作成する行為と連動していなければ
できないことについては理解していただけると思います。

何を喋っていいのか分からないというのであれば英会話ということは
成立しません。
英語で考えるということは、果たして我々日本人が
英語ネイテイブように可能なことでしょうか?

その答えとして、「難しい」ということが結論です。

挨拶文や簡単な定型文などは、記憶して瞬時に出すことができれば
問題がないので、簡単な言い回しを覚えることで英語のキャッチボールが
できるようにすることがまず最初の取り組みになります。

この言い回しのストックが頭の中に蓄積されてくると英語恐怖症がなくなり
自信を持って英語ネイテイブとの会話が楽しめるようになります。

自分の言いたいことを英文にするためには、短い文章をできるだけ
連発するということに尽きます。
我々は日本人ですから日本語で考えて英語に変換するという操作を
できるだけ瞬時に行うということがポイントです。

英語ネイテイブでも短い英文を連発しています。
英文読解問題のように、関係代名詞を使った話なんかは決してしません。




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